北海道のパワースポット

洞爺湖 各地のパワースポット

北海道には、雄大な自然と歴史が育んだパワースポットがたくさんあります。今回は、その中でも特に人気の高いパワースポットを2箇所、ご紹介します。

1. 北海道神宮

北海道のパワースポット:北海道神宮

① 概要

  • スポット名: 北海道神宮(ほっかいどうじんぐう)
  • 都道府県・市区町村: 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474番地
  • ジャンル: 神社
  • 歴史・伝説: 北海道神宮は、北海道開拓の守護神として明治2年(1869年)に創建されました。当初は札幌神社と称し、現在の地に遷座、明治天皇を増祀した際に北海道神宮と改称されました。蝦夷地の鎮守として、また北海道の発展を見守る神様として、道民に広く崇敬されています。広大な境内には、本殿のほか、開拓三神(大国魂神、大那牟遅神、少彦名神)を祀る本殿、天照大神を祀る神明社、そして北海道ゆかりの神々を祀る頓宮などがあります。四季折々の自然に囲まれ、市民の憩いの場としても親しまれています。
  • ご利益・効果: 北海道神宮は、開拓の神々、国土経営の神、医薬・温泉の神、そして皇室の祖神である天照大神を祀っていることから、開運招福、家内安全、商売繁盛、厄除け、健康長寿、学業成就など、幅広いご利益があるとされています。特に、北海道の発展を見守ってきた歴史から、新たなことを始める際や、困難を乗り越えたい時に力を与えてくれると言われています。

② アクセス

  • 公共交通機関:
    • 札幌市営地下鉄東西線「円山公園駅」2番出口より徒歩約15分
    • JR北海道バス・ジェイ・アール北海道バス「神宮前」停留所より徒歩約1分
    • 札幌市電「ロープウェイ入口」停留所より徒歩約20分
  • 車:
    • 札樽自動車道「札幌北IC」または「新川IC」より約20分
    • 駐車場:あり(無料、約200台)ただし、正月や例祭などの祭事期間中は大変混雑します。公共交通機関の利用をおすすめします。
  • 営業時間・拝観時間:
    • 境内自由
    • 授与所・祈祷受付時間:午前9時〜午後5時(季節や行事により変更になる場合があります)
  • 定休日: なし(年中無休)
  • 料金: 境内自由(拝観料はかかりません)
  • 公式サイト・関連サイト:

③ 魅力と特徴

  • エネルギーの特色: 広大な境内は、豊かな自然に囲まれ、清浄で穏やかな空気が流れています。特に、樹齢を重ねた木々からは、力強くも優しい生命のエネルギーを感じることができます。参道を歩いているだけでも心が落ち着き、清々しい気持ちになれるでしょう。本殿周辺は、神聖な雰囲気が漂い、静かに祈りを捧げるのに適した場所です。
  • 見どころ:
    • 本殿: 荘厳な佇まいの本殿は、参拝の中心となる場所です。
    • 頓宮: 明治天皇行幸の際の休憩所として建てられた歴史ある建物です。
    • 開拓神社: 北海道開拓の功労者を祀る、歴史を感じさせる社殿です。
    • 神苑: 春には桜、秋には紅葉が美しく、四季折々の自然を楽しめる庭園です(有料)。特に、桜の時期には多くの人が訪れる人気スポットです。
    • 六花亭神宮茶屋: 参拝後に、北海道銘菓「六花亭」のお菓子とお茶をいただくことができます。
    • 狛犬: 表参道と裏参道に鎮座する狛犬は、それぞれ表情が異なり見ごたえがあります。
  • 体験できること:
    • 参拝: 本殿にて、日々の感謝や願い事を神様に伝えることができます。
    • 御朱印: 社務所にて、参拝の証となる御朱印をいただくことができます。
    • お守り・お札の授与: 様々なご利益のあるお守りやお札を受けることができます。
    • 祈祷: 家内安全、商売繁盛、厄除けなど、様々な祈祷を申し込むことができます。
    • 神苑散策: 四季折々の自然を満喫しながら、ゆったりとした時間を過ごせます(有料)。
  • おすすめの時期・時間帯:
    • 春(4月下旬〜5月上旬): 境内の桜が美しく咲き誇り、多くの参拝客で賑わいます。
    • 秋(10月中旬〜11月上旬): 紅葉が見事で、境内が鮮やかに彩られます。
    • 早朝: 比較的参拝客が少なく、静かで清々しい空気の中で参拝できます。
  • 周辺情報:
    • 円山公園: 北海道神宮に隣接する広大な公園で、自然散策やピクニックを楽しめます。
    • 円山動物園: 円山公園内にある動物園で、家族連れに人気です。
    • 大倉山ジャンプ競技場: 冬季オリンピックの舞台となった場所で、展望台からの眺めは絶景です。
    • 札幌市円山動物園: 様々な動物たちと触れ合うことができます。
    • 周辺には、カフェやレストランなども多く、参拝後の休憩や食事に便利です。

④ 訪れる際の注意点・マナー

  • 服装: 特に決まりはありませんが、神聖な場所であることを意識し、清潔感のある服装を心がけましょう。
  • 持ち物: 手水舎で手を清めるためのハンカチやタオルがあると便利です。
  • 参拝方法:
    1. 鳥居の前で軽く一礼をしてから境内に入ります。
    2. 手水舎で手と口を清めます。
    3. 拝殿に進み、賽銭箱にお賽銭を入れます。
    4. 二拝二拍手一拝の作法でお参りします。(深く二回お辞儀をし、二回手を叩き、最後に深く一回お辞儀をします)
    5. 参拝後は、軽く一礼をしてから退きましょう。
  • 境内でのマナー:
    • 静かに歩き、大声で話したり騒いだりしないようにしましょう。
    • 写真撮影は許可された場所で行い、他の参拝者の迷惑にならないように配慮しましょう。
    • ゴミは持ち帰り、境内を清潔に保ちましょう。
    • 神聖な場所であることを忘れず、敬虔な気持ちで参拝しましょう。

北海道神宮は、歴史と自然に囲まれた、訪れる人に安らぎと力を与えてくれるパワースポットです。ぜひ足を運んで、その神聖な空気を感じてみてください。

2. 神居古潭

神居古潭

北海道の神秘的なパワースポット「神居古潭(かむいこたん)」

① 概要

  • スポット名: 神居古潭(かむいこたん)
  • 都道府県・市区町村: 北海道旭川市神居町
  • ジャンル: 自然、聖地
  • 歴史・伝説: 「神居古潭」とは、アイヌ語で「神の住む集落」という意味を持つ場所です。石狩川が大きく蛇行し、奇岩や急流が織りなす景勝地として古くからアイヌの人々にとって聖地とされてきました。数々の伝説が残されており、魔神が住んでいた、神々が遊んだ場所などと語り継がれています。また、明治時代には歌人・石川啄木も訪れ、その風景を歌に詠んでいます。
  • ご利益・効果: 大自然のエネルギーを感じられる場所として、心身のリフレッシュ、癒やし、精神的な安定、創造性の向上などの効果が期待されています。古くから聖地とされてきた場所であるため、強い霊力を持つとも言われています。

② アクセス

  • 公共交通機関:
    • JR旭川駅から旭川電気軌道バス「神居古潭」行きに乗車、約30分。「神居古潭」バス停下車すぐ。
    • バスの運行本数は時期や曜日によって変動するため、事前に旭川電気軌道のウェブサイト等でご確認ください。
  • 車:
    • 旭川市街から国道12号線を滝川方面へ約15km。
    • 道央自動車道「旭川鷹栖IC」から約20分。
  • 駐車場: あり(無料)
  • 営業時間・拝観時間: 特になし(散策自由)
  • 定休日: 特になし(年中無休)
  • 料金: 無料
  • 公式サイト・関連サイト:

③ 魅力と特徴

  • エネルギーの特色: 石狩川の雄大な流れと、長い年月をかけて自然が作り出した奇岩が織りなす景観は、力強くも神秘的なエネルギーに満ちています。大地の息吹や自然の生命力を肌で感じることができ、訪れる人の心を洗い清め、活力を与えてくれると言われています。
  • 見どころ:
    • 奇岩: 「夫婦岩」や「烏帽子岩」など、独特の形をした奇岩が点在し、それぞれに伝説が残されています。
    • 石狩川: 北海道を代表する大河である石狩川の流れは雄大で、四季折々の景観を楽しむことができます。特に秋の紅葉時期は息をのむ美しさです。
    • 神居古潭吊橋: 石狩川にかかる吊り橋からは、周囲の絶景を一望できます。
    • アイヌ文化伝承施設: かつてこの地に暮らしていたアイヌ民族の文化や歴史を学ぶことができる施設があります。
    • 石川啄木の歌碑: 石川啄木が神居古潭の風景を詠んだ歌碑が建てられています。
  • 体験できること:
    • 散策: 遊歩道が整備されており、自然の中をゆっくりと散策することができます。
    • 写真撮影: 奇岩や石狩川の美しい風景は、絶好の撮影スポットです。
    • 歴史・文化に触れる: アイヌ文化伝承施設で、この地の歴史や文化を学ぶことができます。
  • おすすめの時期・時間帯:
    • 春~秋: 新緑や紅葉など、四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。
    • 早朝や夕暮れ時: 川面に朝焼けや夕焼けが映り込み、幻想的な雰囲気を味わえます。
  • 周辺情報:
    • 旭山動物園: 全国的に有名な動物園で、神居古潭から車で約30分の距離にあります。
    • 旭川ラーメン村: 地元で人気の旭川ラーメンを味わえる施設です。
    • 男山酒造: 日本酒の酒蔵見学や試飲を楽しむことができます。
    • 周辺には温泉施設もあり、散策後の疲れを癒すことができます。

④ 訪れる際の注意点・マナー

  • 自然豊かな場所なので、足元が悪い場所もあります。歩きやすい靴で訪れましょう。
  • 天候によっては気温が大きく変動することがありますので、服装には注意が必要です。特に春や秋は重ね着ができる服装が良いでしょう。
  • ゴミは必ず持ち帰り、自然環境保護に協力しましょう。
  • 遊歩道以外の場所への立ち入りは危険な場合がありますので、決められたルートを歩きましょう。
  • アイヌ文化は尊重すべきものです。歴史や文化に触れる際は、敬意を払いましょう。
  • 熊などの野生動物が出没する可能性もありますので、鈴などを携帯し、周囲に注意しながら散策しましょう。

神居古潭は、悠久の時を経て形成された大自然の力強さと、古代アイヌの人々の精神が息づく、まさに北海道を代表するパワースポットです。訪れる人に深い感動と癒やしを与えてくれるでしょう。

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