🍑福島県のお土産おすすめガイド【定番・ご当地・話題の3選+発祥エピソード】
🍑定番:ままどおる(三万石)|郡山市
ミルク餡を包んだしっとりやさしい焼き菓子。「ままどおる」はスペイン語で「お乳を飲む子」という意味。福島土産といえば必ず挙がる定番です。
✅発祥エピソード
1967年、郡山市の菓子メーカー「三万石」が、子どもからお年寄りまで親しめる味を目指して開発。スペインの郷土菓子「ポルボロン」をヒントに、日本人好みにアレンジしたのが始まりです。発売以来、地元民の「もらって嬉しい」「贈って安心」な定番土産に。
✅どこで買える? 福島駅、郡山駅、空港、県内の百貨店・高速SA

🥬ご当地感たっぷり:いかにんじん(福島市周辺)
細切りしたスルメイカとにんじんを、醤油とみりんのタレで漬けた、郷土色あふれる保存食。ごはんにもお酒にもよく合います。
✅発祥エピソード
昭和の初め、福島市や中通り地方の農家で、冬の常備菜として作られていたのが起源。当時は食材が限られており、乾物のスルメイカと冬野菜のにんじんを使って無駄なく保存食にした知恵の逸品。いまでは「お正月に食べる福島の味」として、家庭の味から商品化され、道の駅や物産展でも人気です。
✅どこで買える? 道の駅、福島市内のスーパー、物産館

🍰話題の一品:会津山塩ようかん(しおや)|会津若松市
奥会津の名産「山塩(やまじお)」を使ったようかん。塩気が甘みを引き立て、さっぱりとした後味が特徴。今注目のご当地スイーツです。
✅発祥エピソード
会津地方の秘湯・大塩裏磐梯温泉には、塩分を含む温泉が湧き出ており、古くはこの湯を煮詰めて塩を採っていました。江戸時代から続く「山塩づくり」を今に伝えるのが大塩集落の「しおや」さん。地元の素材を活かして、新たに開発されたのがこの山塩ようかん。甘さ控えめで現代のニーズにもぴったりです。
✅どこで買える? 会津若松市内の土産店、通販サイト
🧳まとめ:福島みやげは“地域の知恵”と“優しい味わい”が魅力!
福島県は会津、中通り、浜通りで文化が異なり、お土産にも多彩な背景があります。長い冬を乗り越えるための保存食文化や、地域の名水・特産品を活かしたスイーツなど、知れば知るほど面白い味の物語が詰まっています。
🧁おまけ:その他の人気福島みやげ
酪王カフェオレグッズ:地元牛乳使用の人気ドリンクからお菓子まで展開中!
薄皮饅頭(柏屋):餡ぎっしりでお茶請けにぴったり
喜多方ラーメン(乾麺・セット):会津土産の鉄板